ペイパルが続落 新CEOのもとでも業績は予想を下回る可能性=米国株個別
(NY時間10:04)
ペイパル<PYPL> 63.12(-1.09 -1.70%)
ペイパルが続落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の85ドルから75ドルに引き下げた。新しいCEOを迎えてリセットを図ろうとしているものの、業績は予想を下回る可能性があるという。
9月27日付けで新CEOにインテュイット<INTU>でCEOを務めたクリス氏が就任し、同社は新たなスタートを切ろうとしている。しかし、それにもかかわらず、業績は予想を下回るだろうと指摘
残念ながら、同社の粗利益の伸びは1桁台前半から半ばと、引き続き冴えないものになることが予想され、特に、アップル・ペイの強い勢いを考慮すると、予想はさらに下振れる可能性があるという。
ベンモの伸び悩みに加え、営業費用を削減させる機会が減少していることも、当面、投資家を苛立たせるだろうと付け加えた。
クリス新CEOの下での同社の再出発に期待しつつも、残念ながら、来年も厳しい道のりが続くと思われるとしている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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