イエレン米財務長官、米国の格下げを「欠陥があり、まったく不当」と改めて非難
イエレン米財務長官はきょう、フィッチ・レーティングスが米国の格付けを最上級の「AAA」から引き下げたことについて、「欠陥があり」、「まったく不当」だと改めて非難した。
長官はバージニア州マクリーンで行われるイベント用の事前原稿で、「われわれが目にしている米経済の強さを踏まえると、フィッチの決定は不可解だ」と述べた。
米国は長期的に世界で最も大きく、最もダイナミックかつ革新的な経済であり続ける。世界で最も強固な金融システムも備えているとも言及した。
長官はフィッチの決定が「われわれ全員が既に知っていることを変えるわけではない。それは米国債が世界で傑出して安全で流動的な資産であるということと、米国経済が根本的に力強いということだ」とも語った。

執筆者 : MINKABU PRESS
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