続伸、年後半の需給タイト化を警戒=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=77.07(+1.42 +1.87%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.35から1.42ドル高。その他の限月は0.28から1.29ドル高。
年後半の需給が引き締まっていく見通しであることが相場を押し上げた。北半球の夏場の需要が上向いている一方、主要産油国の減産や輸出削減で供給が絞られていく見通し。中国国家発展改革委員会(NDRC)などが自動車や電気機器の販売促進など景気対策を発表しており、さらに強力な景気対策が期待されたことも支援要因。
時間外取引から9月限は堅調。日中取引開始後は77.29ドルまで上値を伸ばした。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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