AT&Tが下落 有毒ケーブル問題でアナリストの投資判断引き下げ=米国株個別
AT&T<T>が商いを伴って下落。通信株は有毒な鉛に覆われたケーブル網を全米に残したとの報道が嫌気され軟調な動きが続いている。ケーブルは水中、土中、頭上の電柱に放置され、人々が生活し、働き、遊ぶ場所にまで及んでいるという。
そのような中、本日はアナリストの投資判断引き下げが伝わった。「中立」に引き下げ、目標株価も従来の22ドルから17ドルに引き下げている。上記のニュースを理由に挙げており、銅鉛被覆の状況に対して、同社は特に高いエクスポージャーを持つ可能性があると警告している。この件の潜在的な責任は同社株にとって、定量化できない、長期的な圧迫要因であるという。
また、同社のモビリティ部門とコンシューマー・ワイヤライン部門における競争激化、そして、ファイバー配備コストの増加に伴う主要ワイヤレス事業とファイバー成長事業の減速も理由に挙げている。
(NY時間10:53)
AT&T<T> 14.47(-0.65 -4.28%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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