アルファベットが上昇 グーグルがEUとブラジルのユーザーにも「バード」をリリース=米国株個別
きょうはIT・ハイテク株の買い戻しが優勢となる中で、特にアルファベット<GOOG>への買いが強まっている。グーグルがEUとブラジルのユーザーに生成AI「バード」をリリースした。AIツールは現在、中国語、ヒンズー語、スペイン語を含む40以上の言語で応答を生成することができる。
EUは今年初めに約180カ国で開始されたバードを利用できる最後の地域の1つ。この遅れはAIサービスがEUの一般データ保護規則に準拠しているかどうかが不透明だったためだという。
同社はEUでの展開に先立ち、「EUのプライバシー規制当局と非常に生産的な話をした。われわれは透明性、選択肢、コントロールをどのように構築し続けるかについて、継続的な対話を期待している」と述べていた。
グーグルは今後、ユーザー自身のデータがどのように使用され、保存されているかについて、ユーザーに明確な通知を行い、同社の従業員にも会話のレビューを許可しないことを選択できるようにするという。これらの管理オプションは、EUだけではなく、世界中で利用できるようになるとしている。
(NY時間12:29)
アルファベットC<GOOG> 124.78(+5.16 +4.31%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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