修正:反落、金融引き締めの継続による景気悪化懸念で=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=72.99(-0.87 -1.18%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.87~0.82ドル安。その他の限月は0.74ドル安~0.58ドル高。
米国など主要国で金融引き締めが続く見通しであることから、金利負担の拡大による景気悪化や需要下振れが引き続き警戒された。12日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて、ボスティック米アトランタ連銀総裁やデーリー米サンフランシスコ連銀総裁、メスター米クリーブランド連銀総裁が追加利上げの可能性について言及している。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の追加利上げが行われる見通し。
時間外取引で8月限は軟調に推移した後、通常取引開始後は74.15ドルまで強含み。ただ、74ドルの節目付近が重く売りが再び優勢になると、72.67ドルまで下押した。
MINKABU PRESS
※本文とタイトルを修正しました
執筆者 : MINKABU PRESS
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