ウォラーFRB理事 一部の銀行を巡る懸念でFRBのインフレ退治に支障をきたしてはならない
ウォラーFRB理事のノルウェー中銀行とIMFがオスロで主催したイベント向けに準備した講演テキストで、銀行セクターの緊張が与信状況の大幅な引き締まりにつながるか明確でないと述べるとともに、一部の銀行を巡る懸念でFRBのインフレ退治に支障をきたしてはならないと語った。
理事は「FRBの仕事は金融政策を使って二大責務を達成することであり、それは現時点ではインフレ退治のための利上げを意味する」と指摘。「一部の銀行の経営不振を心配して金融政策の運営姿勢を変更することは支持できない」と言及した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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