アメリカン・イーグルが決算受け大幅安 5月のトレンドの減速を嫌気=米国株個別
アパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ<AEO>が大幅安。2-4月期決算(第1四半期)を発表し、予想範囲内だったものの、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。粗利益率は予想を上回っている。
ただ、株価は冴えない反応。アナリストからは、5月のこれまでのトレンドの減速が指摘されている。「第1四半期の売上高と粗利益率は予想を上回ったが、5月のトレンドの減速で、第2四半期と通期のガイダンスが引き下げされた」と述べた。一方で株価の反応は行き過ぎとも指摘している。
第2四半期については、昨年度に運賃や値下げなどの追い風を受けたため、今年度は粗利益率が予想以上に強くなる可能性があるとも述べた。
(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.17ドル(予想:0.17ドル)
・売上高:10.8億ドル(予想:10.7億ドル)
・粗利益率(調整後):38.2%(予想:37.2%)
・店舗数:1180店(1177店)
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:1桁台前半の減収
・営業利益:2500~3500万ドル
(通期見通し)
・売上高:0~1桁台前半の減収
(NY時間09:55)
アメリカン・イーグル<AEO> 10.51(-1.56 -12.92%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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