スナップが決算受け時間外で19%の大幅安 史上初の減収を報告=米国株個別
スナップチャットを運営するスナップ<SNAP>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益は小幅ながらも予想外の黒字となった一方、売上高は予想を下回った。1日当たりのアクティブユーザー数(DAU)は予想範囲内。広告ツールの大幅な変更を行った後、史上初の減収を報告した。売上高は7%減となっている。
また、第2四半期についても予想を下回る売上高見通しを示した。経済的圧力と製品変更の組み合わせで引き起こされた広告需要の継続的な混乱が第2四半期も続く見込みだと述べている。一部の広告主が完全に回復し、事業モデルが広告主の新しい目標に適合するようになるには、時間がかかるとも語った。
同社はダイレクト・レスポンス広告のデザインに変更したが、これは長期的に収益を上げると同社は期待している。しかし、いまのところは破壊的なものとなっている。
決算を受けて時間外で株価は19%の大幅安。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.01ドル(予想:-0.02ドル)
・売上高:9.89億ドル(予想:10.1億ドル)
北米:6.40億ドル(予想:6.80億ドル)
欧州:1.58億ドル(予想:1.62億ドル)
・EBITDA(調整後):81万ドル(予想:930万ドル)
・FCF:1.03億ドル(予想:0.82億ドル)
・1日アクティブユーザー数(DAU):3.83億人(予想:3.83億人)
・契約者1人当たり平均収入(ARPU):2.58ドル(予想:2.62ドル)
(4-6月期・第2四半期見通し)
・売上高:10.4億ドル(予想:11.0億ドル)
(NY時間17:11)時間外
スナップ<SNAP> 8.45(-2.05 -19.52%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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