米GDPは2.6%増で着地 企業利益は20年第4四半期以来の大幅なマイナス
日本時間21時半に10-12月(第4四半期)の米実質GDP確定値が発表され、前期比年率換算で2.6%増で着地した。前四半期の3.2%増からは鈍化したものの、潜在成長を上回る伸びとなった。
ただ、企業利益は2020年第4四半期以来の大幅なマイナスとなった。金利上昇を背景に企業の借入コストが上昇し、需要も軟化する中で、企業は苦戦を強いられたことを示している。第4四半期の税引き前の企業利益は前期比で2.0%減少。前年比では2.6%の増加した。
一方、国内総所得(GDI)も第4四半期に前期比で1.1%減少し、パンデミックの最悪期が過ぎてからは最大の減少となった。前四半期は2.8%増加していた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。