続落、米金融引き締め継続による景気悪化を警戒=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=76.66(-0.92 -1.19%)
ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.92~0.91ドル安。その他の限月は0.86ドル安~0.25ドル高。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が0.25%まで減速している利上げペースの加速や、最終的な政策金利水準の上振れを示唆し、米景気悪化や石油需要の下振れが警戒されていることが引き続き相場を圧迫した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫の増加は一巡したものの、特に材料視されず。
時間外取引で4月限は77.73ドルまで買い戻しが優勢となる場面はあったが、上値は伸びず。通常取引開始を控えて売りが強まると76.11ドルまで軟化した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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