アトランタ連銀総裁は５．００－５．２５％までの引き上げを支持

　きょうはボスティック・アトランタ連銀総裁のコメントが伝わっていたが、インフレをＦＲＢの目標水準に戻し、１９７０年代のようなパターンで再加速するのを防ぐため、政策金利を５％以上に引き上げていく必要があるとの見解を示した。

　総裁は「ＦＦ金利の誘導目標を５．００－５．２５％の間に引き上げ、２０２４年もしばらくその水準で維持する必要があると考える」と指摘。「これにより引き締め政策が経済に浸透し、最終的に総供給と総需要のバランスが改善し、インフレを低下させることになる」という。

　５．００－５．２５％の水準は現在市場が織り込んでいる水準よりは１段階低めの設定となる。