【新興国通貨】メキシコペソは一時買われたものの、対ドルではドル高に押される=メキシコペソ
【新興国通貨】メキシコペソは一時買われたものの、対ドルではドル高に押される=メキシコペソ
4日の中南米市場はまちまち。3日に大きく下げたブラジルレアルは節目の6.50を前にドル高レアル安が抑えられた。レアル買いには慎重も、振幅を経て中南米午後はレアル買いがやや優勢。メキシコペソも東京午後からロンドン市場にかけて買いが目立つ展開となったが、その後ドル全般に上昇を受けてドル高ペソ安が広がった。
ドルメキシコペソは19.41前後から19.26台を付ける動き。リスク選好の動きなどがペソ高を誘った。その後米国市場に入ってのドル高に押されて下げ分を解消する動き。方向性が出ておらず、下押しにも慎重姿勢が見られる中、ドル高の動きに東京朝の水準に戻す形となった。
ペソ円は東京市場での6円64銭前後から6円85銭まで上昇。ロンドン市場までのペソ買い、その後のドル円の大きな上昇などが支えとなり、しっかりとした動きを見せ、ほぼ高値圏で中南米市場を終えている。
MXNJPY 6.849
執筆者 : MINKABU PRESS
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