2023年は循環セクターのほうが魅力的との指摘も=米国株
NY株式30日終値
ダウ平均 33147.25(-73.55 -0.22%)
S&P500 3839.50(-9.78 -0.25%)
ナスダック 10466.48(-11.61 -0.11%)
CME日経平均先物 25905(大証終比:-175 -0.68%)
今年の米株式市場は上半期は更に下値を模索するとの予想も多く、ディフェンシブを志向すべきとの指摘も出ている。その半面、ヘルスケア、公益事業、生活必需品のバリュエーションは既に5年平均を上回っており、2023年は景気循環セクターのほうが魅力的との指摘も出ている。
23年末時点でのS&P500の見通しは4400とし、年間で約15%の上昇を予想。S&P500企業の1株利益を230ドルと予想、PER19倍に基づき、2023年の利益の伸びほぼ横ばいと見ているという。また、インフレは低下傾向にあり、中国の景気回復がセンチメントを支えると見ているようだ。
企業利益の予想はまだ楽観的過ぎると弱気な見方もある一方、最終的に適正になる可能性もあるという。FRBの積極利上げの局面はすでに終了しており、インフレがさらに鈍化すれば利上げペースも鈍化すると見ているようだ。
アップル<AAPL> 129.93(+0.32 +0.25%)
マイクロソフト<MSFT> 239.82(-1.19 -0.49%)
アマゾン<AMZN> 84.00(-0.18 -0.21%)
アルファベットC<GOOG> 88.73(-0.22 -0.25%)
テスラ<TSLA> 123.18(+1.36 +1.12%)
メタ・プラットフォームズ<META> 120.34(+0.08 +0.07%)
AMD<AMD> 64.77(-0.05 -0.08%)
エヌビディア<NVDA> 146.14(+0.11 +0.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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