アナリストが防衛3社の投資判断変更 ロッキードは上値余地限定と=米国株個別
アナリストが防衛関連3社の投資判断を変更し、その中で、ロッキード・マーチン<LMT>は「中立」に引き下げられた。今期は好調に推移しているものの、さらなる上値余地は限られるとしている。
防衛関連株については、地政学的な現実と戦略的競争への注目の高まりを市場はまだ十分に織り込んでおらず、来年に向けてポジティブな見方を支持している。ただ、来年は引き続き地政学的な要因に左右され、国防費の増加による大きな成長は2024-2025年まで実現しないとも述べた。
そのほか、L3ハリス<LHX>を「買い」に引き上げ、ノースロップ・グラマン<NOC>は「買い」を再確認し、トップピックを維持するとした。
ノースロップは株価が高く見えるかもしれないが、最善のポートフォリオを代替するものがほとんどないと指摘。また、L3ハリスは新しい戦術的バリュープレイと位置づけ、割安感が大きいとしている。
(NY時間09:58)
ロッキード・マーチン<LMT> 481.64(-3.55 -0.73%)
ノースロップ・グラマン<NOC> 529.48(-2.31 -0.43%)
L3ハリス<LHX> 218.50(+0.46 +0.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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