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ダウ平均は反落 ISM指数きっかけに戻り売り強まる セールスフォースが下落=米国株序盤

株式 

NY株式1日(NY時間11:30)
ダウ平均   34257.27(-332.50 -0.96%)
S&P500    4070.28(-9.83 -0.24%)
ナスダック   11457.29(-10.71 -0.09%)
CME日経平均先物 28050(大証終比:-200 -0.71%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。取引開始後に発表された11月のISM製造業景気指数をきっかけに戻り売りが強まっている。ダウ平均は一時460ドル安まで下落。

 ISM指数は49.0と景気判断基準である50を下回った。2020年5月以来。前日のパウエルFRB議長の講演は、早期の利上げペース縮小の可能性を強調し、株式市場も大きく反応していたが、きょうのISM指数はパウエル議長の講演を追認する内容となっている。

 FRBの利上げペース縮小期待を裏付ける内容ではあるが、株式市場は売りの反応を示した。50を下回ったことで米株式市場はむしろ、利上げペースよりも景気後退のほうを意識しているかもしれない。

 市場からは慎重な声が多い。ファンダメンタルズの弱体化により、来年前半のS&P500は今年の安値を再びトライするとの見方が出ている。穏やかなリセッション(景気後退)とFRBの利上げを背景に来年前半の下落を予想しているようだ。S&P500は来年前半に今年の安値を再び試す可能性が高いという。

 消費者と企業の双方の支出減から、企業収益への圧力が高まる。需要および価格決定力の低下、利益のさらなる圧縮、企業の自社株買い減少により、来年の米企業の利益は9%減少を予想しているようだ。ただ、来年後半にはFRBがタカ派姿勢を転換させ、株価の回復を促すと予想。来年末のS&P500の目標値は4200で、ここから約3%の上昇を見込んでいる。

 セールスフォース<CRM>が決算を受けて下落しており、ダウ平均を圧迫。第4四半期の売上高について、予想を下回る見通しを示し、8-10%成長と上場以来最低の伸びを見込んだことが嫌気されている。マクロ環境の悪化を反映させた。同社はまた、1月31日付でテイラー共同CEOの辞任を発表した。

セールスフォース<CRM> 144.55(-15.70 -9.80%)

アップル<AAPL> 147.87(-0.16 -0.11%)
マイクロソフト<MSFT> 253.06(-2.08 -0.82%)
アマゾン<AMZN> 96.34(-0.20 -0.21%)
アルファベットC<GOOG> 101.49(+0.04 +0.04%)
テスラ<TSLA> 194.82(+0.12 +0.06%)
メタ・プラットフォームズ<META> 119.60(+1.50 +1.27%)
AMD<AMD> 77.02(-0.61 -0.79%)
エヌビディア<NVDA> 169.67(+0.44 +0.26%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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