セールスフォースが決算受け時間外で6%下落=米国株個別
セールスフォース<CRM>が引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。重要な指標である残存履行義務は予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しは上方修正した。ただ、第4四半期の売上高については、予想を下回る見通しを示し、8-10%成長と上場以来最低の伸びを見込んでいる。同社はまた、1月31日付でテイラー共同CEOの辞任を発表した。
決算を受け時間外で株価は6%下落。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.40ドル(予想:1.22ドル)
・売上高:78.4億ドル(予想:78.2億ドル)
サブスクリプション&サポート:72.3億ドル(予想:72.9億ドル)
プロフェッショナルサービス・その他:6.04億ドル(予想:5.76億ドル)
・営業利益率:22.7%(予想:21.1%)
・残存履行義務:400億ドル(予想:411億ドル)
(11-1月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.35~1.37ドル(予想:1.35ル)
・売上高:79.3~80.3億ドル(予想:80.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.92~4.94ドル(従来:4.71~4.73ドル)(予想:4.74ドル)
・売上高:309~310億ドル(予想:310.0億ドル)
(NY時間16:40)時間外
セールスフォース<CRM> 149.32(-10.93 -6.82%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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