米国は来年リセッションに陥るも、マイルドに留まるとの見方=米国株
NY株式29日(NY時間11:53)
ダウ平均 33736.98(-112.48 -0.33%)
ナスダック 10971.90(-77.60 -0.69%)
CME日経平均先物 27905(大証終比:-155 -0.56%)
NY時間の昼に入ってダウ平均はやや下げ幅を広げている。しかし、本日の市場は中国経済への懸念が後退する中で全体的には、明日からのパウエルFRB議長などの重要イベント待ちといった雰囲気が強い。
市場では、来年の米経済はリセッション(景気後退)に陥るとの見方が有力視されている。インフレとFRBの積極利上げで家計は支出を減らし、企業もコスト削減を図っている。ウクライナ紛争に加え、台湾を巡る緊張も高まっており、また、中国の景気後退がサプライチェーンと価格圧力を悪化させていることから、米経済はリセッションに向けて揺れ動いているという。
しかし、市場が警戒しているハ-ドランディングか、それともソフトランディングかでは見解が分かれているようだ。一部からは、来年の米GDPはピーク時でマイナス0.8%まで縮小するが、通年ではマイナス0.1%と予想しており、1969と1970年に見られたようなマイルドなリセッションに留まるとの見方も出ている。
アップル<AAPL> 141.72(-2.50 -1.73%)
マイクロソフト<MSFT> 239.32(-2.44 -1.01%)
アマゾン<AMZN> 91.99(-1.96 -2.09%)
アルファベットC<GOOG> 95.09(-1.16 -1.21%)
テスラ<TSLA> 181.80(-1.12 -0.61%)
メタ・プラットフォームズ<META> 108.91(+0.13 +0.12%)
AMD<AMD> 73.18(-0.02 -0.02%)
エヌビディア<NVDA> 156.48(-1.79 -1.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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