アクティビジョンが反発 マイクロソフトとの合併如何にかかわらず、過小評価と指摘=米国株個別
ゲーム開発のアクティビジョン・ブリザード<ATVI>が反発。先週は米通信委員会(FTC)がマイクロソフト<MSFT>による同社買収を阻止と伝わったことから売りが優勢となっていたが、きょうはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は95ドルを維持。
マイクロソフトとの合併結果に如何にかかわらず、同社は過小評価されていると指摘している。反トラスト法に関する環境は依然として不透明だが、現在の株価は独立したゲーム開発会社としての見通しや、マイクロソフトからの入札を反映しているとは思われないという。市場は、買収が成立しなかった場合の30億ドルの違約金も考慮しておらず、買収が承認される可能性を誤って評価している可能性があるとも述べた。
「Call of Duty」の発売、「Overwatch2」の好調なエンゲージメント、モバイルの強さなどから、同社単独での見通しについて引き続き楽観的な見方を示している。
(NY時間10:09)
アクティビジョン<ATVI> 74.51(+1.04 +1.42%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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