ダウ平均は下に往って来いの値動き ISM指数が予想外の上昇=米国株序盤
NY株式6日(NY時間11:16)
ダウ平均 31365.84(+47.40 +0.15%)
ナスダック 11610.27(-20.59 -0.17%)
CME日経平均先物 27515(大証終比:-85 -0.31%)
連休明けのNY株式市場、ダウ平均は横ばいで推移している。下に往って来いの値動きが見られている。取引開始前直後は3週間連続の下落もあって、値ごろ感からの買い戻しが優勢で始まった。ただ、この日発表のISM非製造業景気指数が予想外に上昇したことで、米国債利回りが上昇し、IT・ハイテク株中心に売りが広がった。ダウ平均は一時200ドル超の下げに転じる場面が見られたものの、動きが一巡すると押し目買いも入り、プラス圏に戻す展開を見せている。
9月に入って夏休みシーズンも終了し、今週は市場参加者も完全に戻っている。ただ、インフレが頭をもたげ、FRBによる積極利上げが正当化されるかもしれないという悲観論も多い。
弱気派からは、経済成長の減速を背景に、米経済の見通しについてさらに悲観的な見方も出ている。高インフレやタカ派なFRBよりも、景気減速の方が株式にとって大きな懸念になるとし、今年の1株利益の見通しを下方修正した。2023年についても、景気後退がなくても3%の減益を予想しているという。
エネルギーや銀行が下落している一方、薬品、消費関連は堅調。
アップル<AAPL> 155.85(+0.04 +0.03%)
マイクロソフト<MSFT> 255.94(-0.12 -0.05%)
アマゾン<AMZN> 126.70(-0.81 -0.64%)
アルファベットC<GOOG> 107.94(-0.74 -0.68%)
テスラ<TSLA> 270.89(+0.68 +0.25%)
メタ・プラットフォームズ<META> 159.15(-1.17 -0.73%)
AMD<AMD> 79.49(-0.75 -0.93%)
エヌビディア<NVDA> 136.24(-0.23 -0.17%)
ツイッター<TWTR> 38.15(-0.48 -1.24%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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