スイス医薬品局がモデルナの追加接種用2価ワクチンの使用を一時的に承認=米国株個別
モデルナ<MRNA>はスイス医薬品局が18歳以上の成人に対してオミクロン株を標的にした追加接種用2価ワクチンの使用を一時的に承認したと発表した。スイス医薬品局およびスイス政府と協力し、9月上旬に「mRNA-1273.214」を使用可能にする。
同社は先週、ワクチン開発の特許侵害でファイザー<PFE>とビオンテック<BNTX>を提訴した。新型ウイルス向けワクチン「コミナティ」の開発で、メッセンジャーRNA(mRNA)技術の主要な要素に関するモデルナの知的財産権を侵害したと指摘している。
ファイザーとビオンテックは異なる4つの候補を治験にかけ、その中には非修飾mRNAを使いモデルナの革新的な手法を避ける選択肢もあった。だが、2社は最終的にこれらの選択肢を選ばず、モデルナが特許を持つ技術を複製したと主張している。ファイザーとビオンテックは完全に争う姿勢。
モデルナ株は小幅高で推移。
(NY時間10:30)
モデルナ<MRNA> 137.38(+0.68 +0.50%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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