広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均は小幅高 次の材料探しの面も シスコシステムズが上昇=米国株概況

株式 

NY株式18日(NY時間16:22)
ダウ平均   33999.04(+18.72 +0.06%)
S&P500    4283.74(+9.70 +0.23%)
ナスダック   12965.34(+27.22 +0.21%)
CME日経平均先物 29100(大証終比:+160 +0.55%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高。ただ、全体的には方向感のない展開となっている。インフレ鈍化への期待や企業決算が予想していたほどは弱い内容でなかったことから、6月半ば以降の米株式市場はリバウンド相場の展開を見せている。ただ、弱気相場の一時的な買い戻しとの見方が根強いのも事実で、次の材料探しの面も出ており、ここから先の上値追いに慎重になって来ている気配も出ている。

 今週は小売大手の5-7月期決算が発表になっているが、週初のウォルマート<WMT>やホームデポ<HD>は好調だったものの、前日のターゲット<TGT>や本日のコールズ<KSS>はやはり慎重な見通しを示した。

 コールズは通期の見通しを従来から想定以上に大幅下方修正した。インフレが需要を抑制し、コストも上昇し続けることを見通しに織り込んだ模様。

 前日は7月分のFOMC議事録が公表され、利上げに慎重な雰囲気も垣間見せたことから、市場ではFRBの利上げは今後、緩やかなになって行くのではとの期待も出ている。ただ、9月FOMCについては、市場の見方に変化はなく、0.50%ポイント利上げの確率が60%、0.75%ポイントは40%と変わらず。来週はジャクソンホールでのFRBの年次総会が開催されるが、さらなるヒントを待ちたい雰囲気も出ているようだ。

 シスコシステムズ<CSCO>が上昇し、IT・ハイテク株をサポート。前日引け後に5-7月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第1四半期、23年度通期とも予想を上回る売上高見通しを示している。半導体の供給不足が緩和され、より多くの注文を満たすことができるようになった模様。

 ベッド・バス&ビヨンド<BBBY>が大幅反落。コーエン氏率いる投資会社RCベンチャーズが持ち株全てを売却する可能性を米証券取引委員会(SEC)に届け出たことが利益確定売りを誘っている。

 半導体素子のウルフスピード<WOLF>が決算を受け大幅高。予想を上回る売上高見通しを示した。半導体業界は冴えない見通しが相次ぐ中、同社の決算は安心感をもたらした模様。

 会員制スーパーのBJ’sホールセール<BJ>が決算を受け上昇。通期のガイダンスで既存店売上高、1株利益を上方修正した。

 クアルコム<QCOM>が上昇。同社がスマートフォンへの依存度を下げることを目的に、サーバー向け半導体市場への復帰を計画していると伝わった。

 天然ガスパイプラインのDCPミッドストリーム<DCP>が大幅高。総合エネルギーのフィリップス66<PSX>が公開普通株式単位を1単位34.75ドルで買収提案した。

 太陽光発電設備のカナディアン・ソーラー<CSIQ>が決算を受け上昇。通期の売上高見通しを上方修正したほか、第3四半期についても予想を上回る売上高見通しを示した。

コールズ<KSS> 31.33(-2.62 -7.72%)
シスコシステムズ<CSCO> 49.37(+2.71 +5.81%)
ベッド・バス<BBBY> 18.55(-4.53 -19.63%)
ウルフスピード<WOLF> 112.94(+27.29 +31.86%)
BJ’sホールセール<BJ> 74.09(+4.96 +7.17%)
クアルコム<QCOM> 151.38(+2.85 +1.92%)
DCPミッドストリーム<DCP> 38.40(+3.65 +10.50%)
フィリップス66<PSX> 88.69(-1.18 -1.31%)
カナディアン・ソーラー<CSIQ> 45.19(+5.96 +15.19%)

アップル<AAPL> 174.15(-0.40 -0.23%)
マイクロソフト<MSFT> 290.17(-1.15 -0.39%)
アマゾン<AMZN> 142.30(+0.20 +0.14%)
アルファベットC<GOOG> 120.86(+0.54 +0.45%)
テスラ<TSLA> 908.61(-3.38 -0.37%)
メタ・プラットフォームズ<META> 174.66(-0.19 -0.11%)
AMD<AMD> 100.44(+2.17 +2.21%)
エヌビディア<NVDA> 187.73(+4.38 +2.39%)
ツイッター<TWTR> 43.86(-0.13 -0.30%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 110
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 107
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

LINE FX 50

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 109
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
LINE FX のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます