ユナイテッドヘルスが決算受け上昇 通期ガイダンスを上方修正＝米国株個別

　ユナイテッドヘルス＜UNH＞が上昇しておりダウ平均をサポートしている。取引開始前に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも第１四半期の決算を反映して、１株利益を上方修正している。

　オプタム部門は予想を若干下回ったものの、ＵＨＣ部門が牽引した。保険料収入に対する支払いの割合を示すメディカルケア・レシオも８１．５％と予想以下となっており、底堅い推移が続いている。

　アナリストからも前向きな評価が聞かれ、通期ガイダンスは引き上げられたものの、更なる上方修正の余地があると指摘した。

（４－６月・第２四半期）
・1株利益（調整後）：5.57ドル（予想：5.19ドル）
・営業収益：803.3億ドル（予想：796.2億ドル）
・メディカルケア・レシオ：81.5％（予想：82.5％）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：21.40～21.90ドル（従来：21.20～21.70ドル）（予想：21.59ドル）

（NY時間09:54）
ユナイテッドヘルス＜UNH＞　519.78（+17.35　+3.45%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美