マイクロンが決算受け時間外で下落=米国株個別
半導体のマイクロン・テクノロジー<MU>が引け後に3-5月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内となったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、第4四半期のガイダンスは1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示した。
同社のメヘロトラCEOは声明で「業界の需要環境が弱まっており、2023年度の供給の伸びを緩やかにするための措置をとっている。ただ、メモリとストレージの長期的な需要には自信を持っており、クロスサイクルでの強力な業績を実現するための体制を整えている」と述べている。
なお、取締役会は7月11日時点の株主に対し、1株0.115ドルの四半期配当を発表。7月26日に支払う。
株価は時間外で下落。同業のウエスタンデジタル<WDC>も連れ安となっている。
(3-5月・第3四半期)
・1株利益(調整後):2.59ドル(予想:2.45ドル)
・売上高:86.4億ドル(予想:86.4億ドル)
・粗利益率(調整後):47.4%(予想:47.9%)
・EBITDA(調整後):83.8億ドル(予想:48.2億ドル)
(5-7月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.43~1.83ドル(予想:2.57ドル)
・売上高:68~76億ドル(予想:91.4億ドル)
・粗利益率(調整後):41~44%(予想:47.9%)
(NY時間16:33)時間外
マイクロン・テクノロジー<MU> 53.85(-2.17 -3.87%)
ウエスタンデジタル<WDC> 43.45(-1.38 -3.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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