続伸、ドル・株安で安全資産として評価される=NY金概況
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1871.40(+17.50 +0.94%)
金8月限は続伸。時間外取引では、ドル小幅続落を受けて堅調となった。欧州時間の午後の取引で上げ幅を拡大し、約10ドル高で堅調に推移。日中取引では、4月の米新築住宅販売件が事前予想を下回ったことなどから米10年債利回りが低下、ドル安、その後、取引が始まった米株式市場が売り優勢となったことで金の安全資産としての側面を再評価する動きが強まった。前半の取引で上げ幅を拡大。いったん上げ幅を縮小したが、ユーロドルが1ユーロ=1.0700ドルを上抜いた後も一段高となったことを好感し、再度、上げ幅を拡大した。後半から終盤の取引は戻り売りを吸収し、1,870ドル台を維持して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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