ユナイテッドヘルスが決算受け上昇 政府プログラムの登録が堅調=米国株個別
ユナイテッドヘルス<UNH>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも第1四半期の決算を反映して、1株利益を上方修正した。ただ、市場からは依然として保守的との見方も出ている。
第1四半期の営業収益については、オプタムヘルスでのバリューベース・ケアの継続的な取り組みと、ユナイテッドヘルス部門における政府プログラムの登録が堅調だった。登録者数は第4四半期から33.5万人増加した。
一方、保険料収入に対する医療費支払いの割合を示すメディカルケア・レシオはパンデミックから正常化した医療利用を反映し、1.05%上昇の82%となった。ただ、予想よりは若干低い。メディカルケア・レシオは低いほうが良い。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):5.49ドル(予想:5.35ドル)
・営業収益:801.5億ドル(予想:787.4億ドル)
・メディカルケア・レシオ:82.0%(予想:82.1%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):21.20~21.70ドル(従来:21.10~21.60ドル)(予想:21.60ドル)
(NY時間09:53)
ユナイテッドヘルス<UNH> 544.61(+7.61 +1.42%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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