続伸、インフレヘッジや安全資産としてさらなる需要拡大を期待=NY金概況
NY金先物4月限(COMEX)(終値)
1オンス=1945.60(+7.80 +0.40%)
 金6月限は続伸。米利回り上昇が続き、ドル高圧力は高まっているが、インフレヘッジや安全資産として買いが優勢だった。ウクライナ首都郊外などで民間人の多数の遺体が見つかったことからロシアとウクライナの早期停戦期待は後退しており、対ロシア制裁の長期化観測からインフレ懸念が強まっている。コモディティの供給不足を背景とした高水準のインフレ率を利上げで抑制することは困難で、主要国の景気見通しが不透明となっていることも金相場の支援要因。積極的な利上げやインフレに抗いつつ、米経済がコロナ後の景気回復を続けるのか不透明であるとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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