モデルナが下落 6歳未満のワクチン臨床試験で、有効性データが期待に届かず=米国株個別
モデルナ<MRNA>が下落。同社は6歳未満の幼児が対象のワクチン使用許可申請を行う計画を明らかにしている。しかし、臨床試験の有効性データが一部の期待に届かなかった。モデルナのワクチン「スパイクバックス」は6歳未満への投与で、有効性が僅か40%程度と、承認可能な有効性水準の下限とみなされている50%を下回っており、承認される可能性は低いという。市場からは、小児に対する使用は許可されたとしても、魅力は限定的との見方も出ている。
オミクロン株が流行した時期に実施された6歳未満対象の臨床試験で、有効性は生後6カ月から2歳未満で43.7%、2歳から5歳未満で37.5%だった。
(NY時間14:53)
モデルナ<MRNA> 179.33(-7.39 -3.96%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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