イーベイが決算受け時間外で7%下落=米国株個別
イーベイ<EBAY>が引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、ガイダンスは冴えない。1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示している。
パンデミック時に得た勢いは、経済再開で買い物客が対面購入に戻るにつれて衰えている。同社のアクティブバイヤーは1億4700万人と前年比9%減少した。サイト上の総取引額も10%減少。
同社は成長鈍化に苦言を呈したアクティビスト株主をなだめるために自社の一部を売却してきた。11月には韓国のオンライン市場の80%強を地元のEマート社に30億ドルで売却することを完了したと発表。
株価は決算受け時間外で7%下落。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.05ドル(予想:0.99ドル)
・売上高:26.1億ドル(予想:26.1億ドル)
・総取引額(GMV):207.3億ドル
(1-3月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.01~1.05ドル(予想:1.07ドル)
・売上高:24.3~24.8億ドル(予想:26.1億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.20~4.40ドル(予想:4.41ドル)
・売上高:103~105億ドル(予想:109.2億ドル)
(NY時間16:59)時間外
イーベイ<EBAY> 50.26(-4.33 -7.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。