ビル・ドットコムが決算受け大幅高 売上高見通しを上方修正=米国株個別
中小企業向けにクラウドベースの財務ソフトウェアを提供するビル・ドットコム<BILL>が大幅高。10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益は赤字予想だったが、損益均衡となったほか、売上高は予想を大きく上回った。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しを上方修正したほか、1株損益の見通しは赤字ではあるものの、予想ほどではなかった。
アナリストからは成長の可能性に極めて肯定的な見方をしており、5四半期連続で成長を加速させ、非常に好調な業績を上げている。向こう数年に渡る成長の大きな機会があるとの見解も聞かれた。
(10-12月・第2四半期)
・1株損益(調整後):0ドル(予想:-0.17ドル)
・売上高:1.56億ドル(予想:1.31億ドル)
・取扱高:564億ドル(予想:503億ドル)
・顧客数:13万5000件(予想:13万2284件)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.15~-0.16ドル(予想:-0.21ドル)
・売上高:1.57~1.58億ドル(予想:1.41億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):-0.43~-0.46ドル(従来:-0.77~-0.80ドル)(予想:-0.76ドル)
・売上高:5.97~6.00億ドル(従来:5.38~5.41億ドル)(予想:5.42億ドル)
(NY時間10:25)
ビル・ドットコム<BILL> 217.35(+47.07 +27.64%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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