反落、原油高はコロナ後の世界経済の重しに=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=82.12(-0.52 -0.63%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.52~0.40ドル安。その他の限月は0.32ドル安~0.27ドル高。
前日までの上昇を受けて利益確定の売りが優勢となった。1バレル=80ドルの節目を上回ったとはいえ、昨年の高値を一気に試すほどの勢いはなかった。新型コロナウイルスのオミクロン株が流行しているなかでも、経済活動の正常化で主要国の景気は上向きだが、原油価格の上昇は景気回復を妨げており、一段高となった場合には原油高が原油高を圧迫するリスクが高く、上値追いには慎重なムードが高まっている。
ただ、石油需要が回復する一方で、石油輸出国機構(OPEC)プラスの実質的な増産幅が限定的であることは下値を支えた。米国の増産も期待薄。脱炭素社会の接近を背景に石油産業への投資は萎縮しており、長期的に供給不足が続くとみられている。
時間外取引で2月限は前日終値を挟んで上下した。通常取引開始後も方向感は限定的だったが、次第に売りが優勢となり引けにかけて81.42ドルまで軟化した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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