モデルナが下落 季節性インフルエンザ用ワクチンの試験結果を嫌気=米国株個別
モデルナ<MRNA>が下落。季節性インフルエンザ向けワクチンの臨床試験の結果を嫌気している。ワクチンが、若年および高齢者への初期段階の臨床試験で、4つのインフルエンザ株すべてに対して抗体が増強したと発表した。ただ、アナリストからは仏サノフィのインフルエンザ用ワクチン「フルーゾン」の結果と一致しているとの見方も出ている。「フルーゾン」は65歳以上の患者に使用される高線量の予防接種ワクチン。市場は明らかに、それよりも有効性の高さを裏付けるデータを期待していたが、同程度という結果に失望感を強めている模様。
(NY時間10:19)
モデルナ<MRNA> 248.77(-23.44 -8.61%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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