ダウ平均一時1000ドルを超える下げに~ロンドン株式中盤
きょうのNY株式市場でダウ平均は1000ドルを超える大幅安となった。前日比は、ダウ工業株30種平均が6.44ドル安の3万5807.36ドル、ナスダック総合指数が65.60高の1万5840.74。
南アで検出された感染力の高い変異株は、欧州当局がVOC(懸念される変異株)とするなど、かなり注意が必要な変異株と報じられ、リスク警戒の動きが株安を誘った。ダウ平均は前営業日終値の35800ドル高から大きく下げて35011ドル前後で始まり、その後も下げ基調が続黄、下げ幅は1000ドル超に。
ダウ平均は30銘柄中、ベライゾンを除く29銘柄がマイナス圏。朝方しっかりで過去最高値を更新したP&G<PG>がマイナス圏に沈む動きに。
CDSスプレッド拡大を嫌気して朝から大きく売りが出ていたアメリカン・エキスプレス<AXP>は、下げ幅をさらに広げており、9%を超える下げに。ボーイング<BA>、キャタピラー、トラベラーズ<TRV>などが軟調。
GAFA関連では半導体のエヌビディアが3%を超える下げ。同業のAMDも大きく割れている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
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執筆者 : MINKABU PRESS
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