ビヨンド・ミートが決算受け時間外で株価大幅安=米国株個別
植物性代替肉を手掛けるビヨンドミート<BYND>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株損益は予想以上の赤字となった。EBITDAも予想以上の赤字。第4四半期の売上高見通しも公表し、減速を見込んでいる。予想も下回った。
主力製品のエルセグンドの需要鈍化が示された。ブラウンCEOは、年内について引き続き不透明であることを認めたうえで、長期戦略にコミットしていると述べていた。
また、粗利益率が21.6%に低下し、予想を大きく下回った。輸送費やパンデミック時の在庫償却の増加、倉庫保管費の上昇などが要因。
時間外で株価は16%の大幅安。
(7-9月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.87ドル(予想:-0.37ドル)
・売上高:1.06億ドル(予想:1.06億ドル)
米国:6750万ドル
海外:3890万ドル
・粗利益率(調整後):21.6%(予想:29.3%)
・EBITDA(調整後):-3680万ドル(予想:-1210万ドル)
・研究開発費:1490万ドル(予想;1300万ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:0.85~1.10億ドル(予想:1.31億ドル)
(NY時間17:03)時間外
ビヨンド・ミート<BYND> 78.80(-15.68 -16.60%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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