シティグループが決算受け小幅高 株式、投資銀行が好調=米国株個別
シティグループ<C>が小幅高。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、営業収益とも予想を上回った。トレーディング部門の収益は債券・為替・商品(FICC)は減収となったものの予想ほではなく、株式は40%の増収となり予想も上回った。また、投資銀行部門も好調で39%の増収となり予想を上回った。助言手数料は3倍強の5.4億ドルに増加した。
フレーザーCEOは声明で、「パンデミックからの回復が信頼感を高め顧客の活動が活発化した。これが当行の投資銀行と株式業務の力強い業績に反映されている」とコメントした。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):2.15ドル(予想:1.79ドル)
・営業収益(調整後):171.5億ドル(予想:169.3億ドル)
FICC:31.8億ドル(予想:30.8億ドル)
株式:12.3億ドル(予想:9.1億ドル)
投資銀行:19.2億ドル(予想:15.4億ドル)
・貸倒引当金戻入:11.6億ドル
(NY時間10:36)
シティグループ<C> 70.38(+0.12 +0.16%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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