モデルナが下落 日本での異物混入ワクチン問題を嫌気=米国株個別
週明けの米株式市場でモデルナ<MRNA>が下落している。日本で同社製の異物混入ワクチンが相次いで発見されているが、使用を見合わせていたワクチンを接種した男性2人が死亡したことが確認された。厚労省は異物が見つかったロット「3004667」と同じ工程で、スペイン工場で作られた2ロット「3004734」「3004956」の計3ロットの使用を見合わせている。亡くなった男性2名はともに30代で、使用見合わせの「3004734」ワクチンを接種していた。
欧州医薬品庁(EMA)は、異物混入問題を巡る初期評価を受け、同ワクチンの受託製造を行っているラボラトリオス・ファルマセウティコス・ロビのスペイン工場での生産継続は可能との判断を示している。同工場での異物混入の可能性についてEMAは調査を続けているという。
(NY時間09:44)
モデルナ<MRNA> 366.63(-15.59 -4.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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