ゴールドマンは投資銀行部門が好調=ダウ採用銘柄
取引開始前にゴールドマン<GS>が4-6月期決算(第2四半期)を発表1株利益、営業収益とも予想を上回った。ただ、トレーディング収益は全体で32%の減収となり、債券・為替・商品(FICC)部門が予想を下回ったほか、株式は予想範囲内だった。ただ、投資銀行部門は予想を上回る26%の増収となったことが1株利益に貢献した。同部門の受注残も大幅に増加している。
同行のソロモンCEOは「景気回復が進展している一方、われわれのクライアントおよびコミュニティは依然としてパンデミックを克服する上で課題に直面している」と警告している。
株価は横ばいで始まっている。
・1株利益(調整後):15.02ドル(予想:10.15ドル)
・営業収益(調整後):153.9億ドル(予想:124.3億ドル)
トレーディング:49億ドル(予想:50.2億ドル)
FICC:23.2億ドル(予想:24.9億ドル)
株式:25.8億ドル(25.3億ドル)
投資銀行:34.5億ドル(予想:29.2億ドル)
純受取利息(NII)16.3億ドル(予想:12.4億ドル)
(NY時間09:43)
ゴールドマン<GS> 380.99(+0.49 +0.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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