GEが決算受け軟調 航空機部門に課題残る内容=米国株個別
GEが取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回った。航空機部門の収益が予想を下回り、大きな課題が残っていることが示されている。また、市場が気にしている工業部門のフリーキャッシュフロー(FCF)は予想以上の赤字だった。
ガイダンスも従来の見通しを踏襲しており、通期見通しを引き上げた他業種とは対照的な内容。株価もネガティブな反応を見せており軟調に推移している。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.03ドル(予想:0.01ドル)
・売上高:171.2億ドル(予想:175.7億ドル)
パワー事業:39.2億ドル(予想:39.7億ドル)
再生可能エネルギー:32.5億ドル(予想:32.1億ドル)
航空機:49.9億ドル(予想:52.5億ドル)
ヘルスケア:43.1億ドル(予想:42.1億ドル)
・工業部門FCF:-8.45億ドル(予想:-6.64億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.15~0.25ドル(予想:0.24ドル)
・工業部門FCF:25~45億ドル(予想:39.2億ドル)
(NY時間10:13)
GE 13.12(-0.46 -3.35%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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