ドル円は109円台前半 パウエル講演への反応は限定的=NY為替
NY時間の午後に入ってドル円は109円台前半での推移が続いている。先ほどからパウエルFRB議長のIMF春季総会での演説が伝わっていたが、インフレの上昇は一時的となっており、むしろ、900万から1000万人がなお失業状態にあり、そちらを支援したい意向を示していた。引き続き慎重姿勢を堅持している印象。為替市場は若干ドル売りの反応が見られたものの、ドル円は109円台前半で変わらず。
本日のドル円は一時109円ちょうど付近まで下落する場面がみられたが、その付近では本邦勢の買いオーダーも並んでいるようだ。一方、海外勢はさらに下で買いオーダーを入れているとの声も出ていた。本日の下げで21日線を下回ってきており、明日以降の動きが警戒される。
USD/JPY 109.24
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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