東京株式(寄り付き)=買い先行、米株下落も頑強な動き
3日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比73円高の2万9482円と反発。
寄り付き時点では主力株などに自律反発狙いの買いが先行している。前日の米国株市場ではNYダウが終盤に軟化し140ドルあまりの下げとなった。主力ハイテク株に売りがかさんだことで、ナスダック総合指数の下げは230ポイントあまりに達した。バイデン政権が打ち出す1兆9000億ドル規模の追加経済対策への期待や、ジョンソン・エンド・ジョンソンの新型コロナワクチンの使用許可でワクチン普及期待が一段と高まる一方、長期金利上昇への警戒感も拭えない状況が続いている。ただ、NYダウは前々日に600ドル強の上昇をみせた反動もあった。対して東京市場は前日に日経平均が朝高後に軟化し250円あまりの下げをみせていたことから、きょうは値ごろ感からの押し目買いも想定される場面。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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