レモネードが大幅安 総獲得保険手数料とEBITDAの両方が予想下回ったことに失望感=米国株個別
オンライン損害保険のスタートアップ企業のレモネードが大幅安。同社はソフトバンクグループが筆頭株主。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、営業収益が予想を上回ったほか、EBITDAも2970万ドルの赤字ではあったものの、予想ほどではなかった。市場は通期のEBITDAの見通しが1.63億~1.73億ドルの赤字と予想以上の赤字を見込んでいる点を嫌気している模様。
アナリストからは、有効保険手数料の見通しはコンセンサスを上回ったものの、総獲得保険手数料とEBITDAの両方が予想を下回ったことは失望感が大きかったと述べた。また、テキサス州の寒波の影響にも言及。同社の顧客が数多く含まれている。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益:-0.60ドル(予想:-0.64ドル)
・営業収益:2050万ドル(予想:1920万ドル)
・EBITDA(調整後):-2970万ドル(予想:-3230万ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:2150~2250万ドル(予想:2180万ドル)
・EBITDA(調整後):-4000~-4300万ドル
(通期見通し)
・売上高:1.14~1.17億ドル(予想:1.14億ドル)
・EBITDA(調整後):-1.63億~-1.73億ドル(予想:-1.54億ドル)
(NY時間15:17)
レモネード 111.55(-20.89 -15.77%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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