ノババックスが大幅高 ワクチン候補の実用化を示唆 ただ、南アでは有効性低い=米国株個別
ノババックスが大幅高。同社のワクチン候補が英国と南アで実施された大規模な第3フェーズの臨床試験で有効性が示された。ファイザーとモデルナと伴に、近く実用化される公算が大きいことを示唆する結果となった。
ただ、変異種が広がっている南アでは有効性がより低い可能性があることも判明している。南ア試験の結果はワクチン効果が次第に薄れていくようなウイルス変異が始まっている可能性も示唆している。
英国で1万5000人余りを対象に実施した第3フェーズの臨床試験では有効性が89.3%となり、主要評価項目が達成された。一方、4400人余りが対象の南アの試験での有効性は60%に留まった。HIV陰性の人が対象で、HIV陽性の人を含めた全体の有効性は49.4%だった。
(NY時間09:48)
ノババックス 189.73(+55.72 +41.58%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。