ビットコイン関連に買い続く インフレ期待が高まる中で今年もビットコイン高に期待＝米国株個別

　マラソン・パテントやライオットなどビットコイン関連株に買いが強まっている。きょうのビットコインは利益確定売りに押される場面がみられたものの、下値での押し目買い意欲は強くプラス圏に浮上している。

　米国は昨年末に６００ドルの直接給付や３００ドルの失業給付上乗せ措置を含む、９０００億ドル規模の追加経済対策を決めた。今年の米個人消費が活発化するとの期待も高まる中で、市場にはインフレ期待の高まるとの見方も出ている。一方でＦＲＢはある程度のインフレ期待の高まりであれば、許容する姿勢をコミットしており、低金利継続姿勢を強調している状況。

　為替市場ではドルの先安観が強まる中で、仮想通貨は金同様にインフレ・ヘッジ手段としての位置づけを強めており、昨年はビットコインに資金が流入した。今年も同様の流れが続くとの期待が出ているようだ。

（NY時間09:49）
マラソン・パテント　11.33（+0.89　+8.48%）
ライオット　17.95（+0.96　+5.66%）
マイクロストラテジー　430.00（+41.45　+10.67%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美