ダウ平均は反発 米追加経済対策への期待とFRBの慎重姿勢が支援=米国株前半
NY株式17日(NY時間12:20)
ダウ平均 30240.76(+86.22 +0.29%)
ナスダック 12715.31(+57.12 +0.45%)
CME日経平均先物 26785(大証終比:+15 +0.06%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。一時169ドル高まで上昇し、週初につけた取引時間中の最高値に迫る展開がみられている。米追加経済対策への期待とFRBの慎重姿勢が株高を支援しているようだ。
米追加経済対策については、超党派の協議が大詰めを迎えているようで、共和党のマコネル上院院内総務は本日中にも合意がある可能性に言及した。また、ホワイトハウスも48時間以内に合意する可能性に言及している。
一方、前日のFOMCでパウエルFRB議長は慎重姿勢を強調。FOMCの内容次第では米10年債利回りが1%台に上昇するとの指摘もあったが、結局、利回りはその展開を見せていない。量的緩和の拡大ペース縮小(テーパリング)は来年一杯はないのではとの見方も出ている。
銀行株や薬品株が上昇しており相場全体をサポートしている一方、エネルギー株は軟調。IT・ハイテク株は半導体は下げているものの、そのほかのIT関連が上昇している。ナスダックも上昇。
きょうは住宅建設株が上昇。レナーが決算を発表しており、住宅ブームがもうしばらく続く可能性を示唆する内容だった。
レナー 78.06(+3.77 +5.07%)
アルファベット(C) 1755.85(-7.15 -0.41%)
フェイスブック 276.99(+1.32 +0.48%)
ネットフリックス 530.73(+5.90 +1.12%)
テスラ 644.95(+22.18 +3.56%)
アマゾン 3233.95(-7.01 -0.22%)
エヌビディア 529.12(-0.58 -0.11%)
ツイッター 54.74(+0.71 +1.31%)
ダウ採用銘柄
J&J 152.50(+2.83 +1.89%)
P&G 138.15(+0.88 +0.64%)
ダウ・インク 53.86(+0.03 +0.06%)
ボーイング 224.08(-1.79 -0.79%)
キャタピラー 179.07(-0.43 -0.24%)
ハネウェル 210.84(+0.53 +0.25%)
ビザ 210.85(+2.58 +1.24%)
ナイキ 140.01(+1.67 +1.21%)
ウォルグリーン 40.39(-0.04 -0.09%)
3M 176.93(+1.52 +0.87%)
セールスフォース 225.62(+2.00 +0.89%)
シェブロン 87.84(-0.85 -0.96%)
コカコーラ 53.32(+0.26 +0.49%)
ディズニー 172.60(-0.52 -0.30%)
マクドナルド 213.84(+0.04 +0.02%)
ウォルマート 145.56(+0.13 +0.09%)
ホームデポ 272.36(+2.77 +1.03%)
JPモルガン 120.02(-0.65 -0.54%)
トラベラーズ 138.29(+0.85 +0.62%)
ゴールドマン 244.99(+1.22 +0.50%)
アメックス 119.00(-0.01 0.00%)
ユナイテッドヘルス 339.04(-0.30 -0.09%)
IBM 125.68(+0.13 +0.10%)
アップル 128.30(+0.49 +0.38%)
ベライゾン 59.82(-0.09 -0.15%)
マイクロソフト 218.50(-0.78 -0.36%)
インテル 50.32(-0.80 -1.56%)
アムジェン 229.22(+0.78 +0.34%)
メルク 80.22(+0.39 +0.49%)
シスコシステムズ 44.69(-0.03 -0.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。