アンダーアーマーが上昇 売上高が安定化の兆候=米国株個別
アンダーアーマーが上昇。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。パンデミックから2四半期連続で減収となっていたが、売上高は前年比で横ばいとなり安定化の兆候を見せている。
オンライン販売が好調な回復を先導した。実店舗での販売も17%増加したが、eコマース販売の力強い持続的成長が寄与した面が大きかったという。一方、百貨店などブランドを扱う小売店の来店数が減少したことから、卸売売上高は減収となった。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.26ドル(予想:0.03ドル)
・売上高:14.3億ドル(予想:11.6億ドル)
北米:-5.3%(予想:-20.4%)
EMEA:+30.5%
アジア太平洋:+15.5%(予想:-6.0%)
南米:-15%(予想:-36.5%)
・在庫:10.6億ドル(予想:9.03億ドル)
(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.49~-0.47ドル(予想:-0.71ドル)
・営業損失(調整後):-1.5~-1.4億ドル
(NY時間10:14)
アンダーアーマー 14.47(+0.68 +4.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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