反発、米国の追加景気対策の合意期待が高まる=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=41.70(+0.64 +1.56%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.63~0.64ドル高。その他の限月は0.40~0.63ドル高。
米国の追加景気対策の合意期待が高まったことが相場を押し上げた。民主党のペロシ下院議長がホワイトハウスとの協議が進展していると述べたほか、今後についても楽観的であると語った。コロナショック後の米経済は回復軌道にあるものの、回復ペースは遅く、追加の景気支援策が必要であるとの声は多い。
時間外取引で12月限は前日終値を挟んで上下。通常取引序盤には40.46ドルまで軟化したが、売りが強まったのは一時的。その後は下げ幅を消すと、41.90ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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