反発、中国の輸入は引き続き堅調=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=40.20(+0.77 +1.95%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.76~0.77ドル高。その他の限月は0.08~0.74ドル高。
9月の中国の貿易統計で原油輸入量が前年比17.5%増の日量1180万バレルとなったことが相場を押し上げた。中国は世界最大の原油輸入国であり、米国に次ぐ第2位の消費国。石油輸出国機構(OPEC)が2020年の需要見通しを引き上げたことも支援要因だが、2021年については下方修正された。
時間外取引で11月限は前日終値付近でもみ合ったが、通常取引開始が近づくと買いが強まった。通常取引開始後は40.53ドルまで上値を伸ばした。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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