ダウ平均が大幅反発 市場は実に楽観的 トランプ大統領が的を絞った支援策の協議は要請=米国株前半
NY株式7日(NY時間11:27)
ダウ平均 28181.29(+408.53 +1.47%)
ナスダック 11299.18(+144.57 +1.30%)
CME日経平均先物 23500(大証終比:+90 +0.38%)
きょうのNY株式市場は買い戻しが強まっており、ダウ平均の上げ幅は400ドルを超えている。前日の下げを取り戻す動き。前日はトランプ大統領が民主党の景気対策案を拒否し、追加経済対策の協議を大統領選後まで停止すると発表したことが引き金となり、引け間際に失望売りが強まった。
ただ、市場は実に楽観的。トランプ大統領は協議の一時停止を発表したものの議会に対して、1200ドルの特別給付金や、航空業界、小規模企業への的を絞った支援策は協議するよう要請した。また、自身が再選されれば、大規模な対策を打ち出すことにも言及しており、追加経済対策への期待感を高めている。どちらが大統領に当選しても、規模を伴った対策が打ち出されるとみているようだ。
原油相場が下落しており、エネルギー株の一角には売りもみられるものの、銀行や産業、薬品などほぼ全面高の展開がみられている。IT・ハイテク株にも買い戻しが広がっているものの、フェイスブックやアルファベットなどGAFAの一部は下げが続いている。米下院の反トラスト小委員会が、GAFAの支配力の抑制を目指す反トラスト法改革案を提示した。議会で承認されれば、巨大IT企業の分割につながる可能性もある。
アルファベット(C) 1441.79(-11.65 -0.80%)
フェイスブック 255.79(-2.87 -1.11%)
ネットフリックス 530.12(+24.25 +4.79%)
テスラ 420.15(+6.17 +1.49%)
アマゾン 3159.71(+59.75 +1.93%)
エヌビディア 556.23(+6.77 +1.23%)
ツイッター 45.95(+0.35 +0.77%)
ダウ採用銘柄
J&J 146.91(+0.65 +0.44%)
P&G 140.20(+0.59 +0.42%)
ダウ・インク 48.42(+0.54 +1.13%)
ボーイング 163.45(+3.91 +2.45%)
キャタピラー 155.27(+3.74 +2.47%)
ハネウェル 170.50(+3.61 +2.16%)
ビザ 201.18(+0.73 +0.36%)
ナイキ 130.04(+2.39 +1.87%)
ウォルグリーン 36.39(+0.45 +1.24%)
3M 165.80(+3.57 +2.20%)
セールスフォース 257.62(+7.48 +2.99%)
シェブロン 72.06(-0.24 -0.33%)
コカコーラ 49.33(+0.39 +0.80%)
ディズニー 122.45(+1.52 +1.26%)
マクドナルド 227.26(+3.17 +1.41%)
ウォルマート 141.04(+0.41 +0.29%)
ホームデポ 280.43(+3.96 +1.43%)
JPモルガン 99.05(+1.03 +1.05%)
トラベラーズ 112.93(+1.40 +1.26%)
ゴールドマン 202.45(+1.36 +0.68%)
アメックス 102.97(+1.21 +1.19%)
ユナイテッドヘルス 323.00(+8.55 +2.72%)
IBM 123.63(+1.66 +1.36%)
アップル 114.93(+1.77 +1.56%)
ベライゾン 59.37(-0.09 -0.15%)
マイクロソフト 207.95(+2.04 +0.99%)
インテル 52.69(+1.32 +2.57%)
アムジェン 257.18(+4.23 +1.67%)
メルク 80.10(+0.47 +0.59%)
シスコシステムズ 39.14(+0.57 +1.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。