百貨店のディラーズが大幅高 赤字が予想の10分の1以下に留まる=米国株個別
百貨店のディラーズが大幅高。5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、パンデミックの影響で売上高が35の%大幅な減収となり、1株損益も赤字だったものの、赤字は予想の10分の1以下に留まったことが好感されている。今回の決算を受けてアナリストからは「追い風を受けている」とのコメントも聞かれた。
同社の経営陣からは「パンデミック中で、弊社はユニークな形態にあり、小売店の販売面積の90%と、本社および、流通センターの100%を自社で所有していることが幸いした」と述べた。また、店舗の賃貸が同業他社に比べて小さいことも要因として挙げている。
なお、既存店売上高については、実店舗の店舗閉鎖および、実店舗とオンライン売上の相互依存関係によりデータを公開していない。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.37ドル(予想:-4.82ドル)
・売上高:57億ドル(予想:58.1億ドル)
(NY時間11:03)
ディラーズ 31.06(+4.00 +14.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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