英イングランド、約340万人が感染か
ブルームバーグによると、英イングランドでは人口の6%に相当する340万人程度が新型ウイルスに感染していたことが、大規模な抗体調査で示唆されたと伝えている。ロンドンに限ると感染率はその2倍だという。
この抗体調査は10万人超を対象とし、この種の調査としては世界最大規模だと英政府は主張しているという。結果から、地域間や人口集団によって感染状況が大きく異なっていることも判明した。
英保健省とインペリアル・カレッジ・ロンドンが公表した調査結果によれば、ロンドンでは人口の13%に抗体があった一方で、イングランド南西部は3%にも満たなかった。また、黒人やアジア人、その他の人種的マイノリティーのほか、ケアワーカーや世帯規模の大きい人々の感染率が特に高い傾向があった。
この調査は6月20日から7月13日にかけて実施され。抗体を持つ3人に1人は無症状で、65歳以上で特にその傾向が強かったという。
執筆者 : MINKABU PRESS
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